無料サービスを使った簡単ホームページ作成

2020.01.30

 最近はfacebookやInstagramなどのSNSの普及により、様々な層の方がインターネット上に簡単に情報を公開出来るようになっています。今回は、ローカルクラウドが目指す「ローカルにもITを根付かせる」というテーマのもと、SNSを更新するような感覚で利用出来る、無料のホームページ作成サービスをいくつかご紹介致します。

 記事はパソコンを全く触らない方も視野に入れて書いています。自分のレベルに合わせて飛ばし飛ばしで読んで頂ければと思います。

こんな方は必見です

  • お店をオープンするので名刺代わりの簡単なホームページを作りたい
  • 趣味で作ったモノをアルバムのようにまとめたり、販売がしたい
  • パソコンなどが苦手で何もわからない

必要な基礎知識

◯Gmailアカウントを取得しよう

様々なサービスを利用する際、毎回メールアドレスとパスワードが必要になります。携帯電話のメールアドレスではなく、携帯、パソコン、どちらでも確認が出来るgoogleのGmailの利用をおすすめします。

Googleアカウントを新規に作成する(Gmailを同時に作成する)
https://www.howtonote.jp/google-account/new/index1.html

◯HTMLやCSSという言葉は無視しましょう

ホームページを作ると聞くと、HTMLやCSSを少し勉強しておこうと思いがちですが、最近はそういった知識は全く必要の無いサービスがほとんどです。はじめはむしろ全く知識として入れずに作ったほうが挫折せず、またややこしくならないのでオススメです。

◯ドメインとは

ドメインはホームページのアドレスです。〇〇.netや〇〇.comのようなものです。この部分は本来、サービスを提供する業者が決定し、自由に変更する事は出来ません。この部分を自分で好きに決めたものを「独自ドメイン」といいます。独自ドメインの取得は有料になります。またサービスによっては更に別途使用に金額がかかる場合があります。

◯広告表示

無料のWEBサービスの多くは、広告の収益によって運営されている為、サイト上に広告が表示されます。広告があるかないかでは、やはり印象が変わってきますので、消したい場合は有料プランへ登録する形になります。

◯SEOとは

ホームページが人に見られる経路として、ざっくりといえば“SNS上などのリンクをクリックした”、“名刺に書いてったアドレスから来た”、等の「アドレスを知ってて来た人」とgoogleやyahooで“お店の名前”や“サービス名”(居酒屋なら「〇〇市の居酒屋」等)を「検索して来た人」の2パターンです。この後者の「検索した人」のアクセスを増やすためには検索をした際に上位に表示される必要があります。この上位に表示される為の様々な手法をSEOといいます。ホームページサービスによってはこのSEOが強いなどを触れ込みにしている場合があります。サービス選定の基準にしましょう

無料のホームページ作成サービス一覧

今回は数あるホームページ作成サービスの中から、得によく名前があがる数社をピックアップして紹介したいと思います。WEBサービスを選ぶ際の基準として、みんなが使っているサービスを使うと困った時にネット上にたくさん情報があるのでとても便利です!

大体のサービスで共通の機能

  • ブログ機能
  • ネットショップ運営
  • SNSとの連携

Ameba Ownd(アメーバオウンド)

https://www.amebaownd.com/

辻希美さん、市川海老蔵さんなど、ブログで人気の芸能人がこぞって利用しているアメーバブログやインターネットTV局AbemaTVでおなじみのAmeba(アメーバ)が運営するホームページ作成サービス。ほかのサービスに比べると後発ですが、もともとブログサービスも運営しているので、使いやすいサービスです。

チェック項目内容
独自ドメイン無料(他のサイトで取得)
スマホ操作
ページ数10ページ
サイト容量1024MB(画像ストレージ)
広告非表示9,600円/年(約800円/月)
複数サイト10サイトまで
SEO対策個別設定あり

特徴

まず、注意点としてPC版をfacebookアカウントを利用してログインした場合スマホ版ではログインが出来ないようです。PC、スマホ共に画面がわかりやすくかなり使いやすいです。またデザインテンプレートは他社と比べると少ないかもしれませんが、かなりオシャレなものが多いです。

Jimdo(ジンドゥー)

KDDIウェブコミュニケーションズが運営するホームページ作成サービス。元々はドイツのサービスですが、日本語版が運営されるようになってからも10年以上経つ老舗サービスです。日本国内で100万サイトを超え、国内シェアNo.1のサービスです。(2017年2月※ KDDIウェブコミュニケーションズ調べ)

https://www.jimdo.com/jp/

チェック項目内容
独自ドメイン有料(990円/月〜+初回無料ドメイン)
スマホ操作
サイト容量500MB
ページ数5ページ 
広告非表示有料(990円/月〜)
複数サイト可能(数量不明)
SEO対策有料(990円/月〜)

特徴

サイト制作を始める際に、ホームページを何に使うのか?や何を載せるのか、お問い合わせやフォトギャラリー等どんな内容のページが欲しいかを答えると、最適なテンプレートや配色を提案してくれます。デザイン選びに自信のない方に特にオススメです。

Wix(ウィックス)

https://ja.wix.com/

イスラエル発のホームページ作成サービス。世界での利用者が多く、ユーザー数は1億人以上、テンプレートと呼ばれる雛形が500種類以上と豊富でデザイン性の高さに好評があります。

チェック項目内容
独自ドメイン有料(500円/月〜+ドメイン料)
スマホ操作
サイト容量500MB
ページ数
広告非表示有料(900円/月〜)
複数サイト無制限
SEO対策無制限

特徴

美容、教育、旅行、飲食のようなサイトのジャンル毎にテンプレートが分かれており、さらにテンプレート数は他社に比べて豊富な為、該当のジャンルの中から選択すれば間違いありません。各SNSとの連動ボタンや、チャット機能、など個別の追加機能が豊富なのも特徴です。使いこなせれば様々なサービスを展開することが出来ます。

番外編

ここまでに紹介しきれなかったサービスを紹介します。

◯無料で広告の無いサービス:Webnode

https://www.webnode.jp/

導入時にネックになる部分として、広告の表示があるとおもいます。こちらのサービスは無料プランから広告を非表示に出来るようです。

◯googleマイビジネスのホームページ機能

https://www.google.com/intx/ja/business/

google検索をした際に営業時間やメニューなどを表示させることが出来るgoogleマイビジネス。先述したgoogleアカウントを取得することで利用出来るこちらの機能ですが、サービス内で簡単なホームページを作成する事が出来ます。デザイン性などは低いですが、ホームページはつくらなくてもgoogleマイビジネスは確実に登録することをオススメします。

まとめ

以上が無料で自分でホームページを作る流れになります。概要をまとめた内容にはなりますので、細かい部分にはあまり触れられていませんが、上記のサービスはネット上に多くの情報があるサービスではありますので、気になった際は検索して調べてみて下さい。