「地域ポータルサイト」の種類と収益化について

2020.01.20

一言に「地域ポータルサイト」と言っても様々な形態がありますが、今回は収益性のある地域ポータルサイトとその収益化のパターンに関して書いていきます。

地域ポータルサイトに限らず、ウェブメディア全般で言っても主な収益化のパターンは多くなく、主に下記の4パターンに絞られます。

  • バナー広告
  • 記事広告
  • 会員制
  • 店舗掲載料金

この4パターンのうちどれか1つを選択するわけではなく、1つのメディアでそれぞれを組み合わせながら収益化を目指すパターンが多いです。

事例を挙げながら説明します。

枚方つーしん

http://www.hira2.jp/

おそらく日本で最も有名な地域ポータルサイトの成功事例ではないかと思います。

大阪府枚方市というエリアに限定したポータルサイトで、月間300万ページビューを誇る地域ポータルサイトです。取材力を活かした地域密着のコンテンツの魅力で多くのユーザーを集めています。

ブックマークや「枚方つーしん」というウェブサイトの名前で検索する(指名検索)ことで、サイトに訪れているユーザーが多くいます。

1記事1記事のクオリティが高く、「面白い記事をアップすれば多くのユーザーが閲覧する」というシンプルな集客方法をライティングセンスで達成しているメディアです。

収益化については、「バナー広告+記事4回以上」を年間で提供するパートナープランをメインに、スポットで求人・記事広告で収益をあげるモデルになっています。

「枚方つーしんに広告を掲載しませんか?広告掲載について」
http://www.hira2.jp/partner

記事広告でウェブメディアの収益化を目指すパターンは多くあるのですが、どうしても単発の契約が多く収益的に安定しない課題が生まれます。

それを、年間を通して応援してくれるパートナーを中心に収益化を図ることで安定した収益構造を作ることを可能にしています。

まいぷれ

https://mypl.net/

「食べログ」「ホットペッパー」「エキテン」などと同じ収益モデルで、広告主となる店舗が掲載料金を払うことで収益化を目指すモデルです。地域に特化しているメディアの一例に「まいぷれ」などがあります。

ウェブサイトへの集客は、サービス名だけではなく「美容室 + エリア名」など業種やエリア名の組み合わせなどでの自然検索経由での集客も目指すパターンが多いです。検索上位を獲得することができると、記事の更新に関わらず安定したアクセス数が獲得できるため、安定した広告効果=安定した収益へと繋げることができます。

そのためこの収益モデルの料金形態は、年間契約をベースにした月額課金モデルになっていることが多いです。

弊社がローカルクラウドで提供する地域ポータルサイトもこのモデルを想定したものとなっています。

自然検索経由での集客はSEOを始めとする専門的なノウハウが必要になりますが、そうしたノウハウを詰め込んだポータルサイトの構築・運営をサポート致します。

詳細資料は下記ページからお気軽にお問い合わせください。